実家の空き家どうする？放置は禁物？ 効果的な対処法を解説します！
今、日本では全国的に空き家が増え、特に地方では空き家率が上昇しているといわれています。
実際に「実家が空き家になりそう」とお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、空き家を放置することのデメリットと、効果的な対処法を解説します。
空き家の扱いで悩む方に、具体的な解決策となれば幸いです。
□実家が空き家になるリスク！放置のデメリットとは？
空き家の放置は、見えないリスクを多数抱えています。
具体的には以下の6つのデメリットがあります。
1つ目は、建物の劣化が進行することです。
空き家は損傷に気づきにくく、小さなダメージが大きな問題へと発展する危険があります。
天候や不法侵入による損害は、発見が遅れれば修復も困難です。
2つ目は、敷地に雑草が生い茂ることです。
放置された庭は雑草が繁茂し、見た目の悪化だけでなく、害獣や害虫の温床になるリスクがあります。
3つ目は、周辺の人々の脅威となることです。
放置された樹木や枯葉は、近隣住民に不安を与える原因となります。
特に大木の倒壊リスクは重大な問題です。
4つ目は、加害責任を問われることがあることです。
自然災害時に建物や樹木が原因で隣家に被害を与えた場合、所有者が責任を負う可能性が考えられます。
5つ目は、過料が課せられることです。
空き家対策措置法により、特定空家に指定された場合、所有者に対して改善命令や過料が課せられる可能性があります。
6つ目は、固定資産税を払い続けることです。
空き家を保有する限り、固定資産税の支払いが発生します。
特定空家に指定されると税額が増加する可能性もあります。
□実家の空き家はどうする？効果的な対処法を解説！
空き家を有効に活用する方法は多岐にわたります。
以下に、主な4つの対処法を紹介します。
1:賃貸に出す
空き家を賃貸物件として提供することで収入を得られます。
ただし、リフォームや管理に関するコストが発生することには注意しましょう。
2:売却する
資金が必要な場合や維持が困難な場合には、売却も有効な選択肢の1つです。
立地や状態により価格は変動します。
3:家を解体して土地だけを活用する
建物の維持が困難な場合、解体して土地のみを活用する方法もあります。
例えば、駐車場やトランクルームとしての貸出し等が考えられます。
4:管理会社へ空き家の維持管理を委託する
管理会社に委託することで、定期的なメンテナンスや維持管理を行えます。
□まとめ
空き家を放置することは多くのデメリットやリスクを生み出し、所有者にとって重大な負担となります。
一方で、適切な対処法を選べば、空き家を有効に活用して収益を生み出すことも可能です。
売却する場合・空き家のまま管理する場合・更地にする場合・賃貸する場合、いずれもメリットだけでなく、デメリットやリスクをよく理解しておくことが大切です。
松江市周辺で空き家の売却を検討している方は、ぜひ当社までお気軽にご相談ください。
