空き家の維持費を賢く抑える!?費用内訳と節約ポイ…

空き家の維持費を賢く抑える!?費用内訳と節約ポイントを解説

空き家の維持費を賢く抑える!?費用内訳と節約ポイントを解説

何らかの理由で空き家を所有したとき、維持と売却どちらが経済的に得になるか考える方は多いのではないですか。
ケースバイケースではありますが、空き家を維持しておけばさまざまな活用法を選択できるのは事実です。
一方で、空き家を所持する多くの方は、維持にかかる費用や管理方法といった問題に直面します。
そこでこの記事では、空き家維持に必要な費用の内訳を解説し、コストを効率的に節約する方法を紹介します。

□空き家維持費の内訳と必要性とは?

空き家を維持するためには、いくつかの費用が必要です。
空き家の維持費は、私達が想像する以上にかかります。
何故そこまで費用がかかるのか、重要な5つのポイントを確認しておきましょう。

1つ目は、清掃費です。
空き家は、外見からはわかりにくいが、維持のためには定期的な清掃が不可欠です。
これには庭の手入れや害虫駆除も含まれます。
年間に5万円程度の予算を見積もりましょう。

2つ目は、修繕費です。
空き家は使われていなくても、経年劣化は避けられません。
特に木造建築の場合、台風等の自然災害で被害を受けることもあります。
年間5万円程度を見込めると安心です。

3つ目は、固定資産税と都市計画税です。
所有しているだけで発生する固定資産税や都市計画税は、空き家オーナーの重要な負担です。
地価や建物の価値に基づき計算されます。

4つ目は、光熱費です。
たとえ空き家でも、光熱費の固定費が発生します。
毎月3,000円程度が目安です。

5つ目は、保険料です。
誰も住んでいない空き家が火事や地震によって燃える、もしくは倒壊したとしても誰も困ることはないと考える方もいます。

しかし、その際には後片付けを行う必要があり、保険がない場合は自己負担になってしまいます。
従って、火災保険は空き家にとって必要不可欠です。
年間3〜5万円程度が一般的です。

□空き家維持費を節約する方法とは?

*賃貸に出す

空き家を賃貸物件として活用すれば、家賃収入で維持費を賄えます。

ただし、リノベーションや管理に関する知識が必要です。
借り手がいなければ、成り立たないことにも注意しましょう。

*売却する

維持費が負担になる場合は、売却を検討するのも1つの手です。
特に2016年4月以降は、空き家を相続した場合の税制優遇措置があります。

*解体する

状態が悪い場合や遠方で管理が難しい場合は、解体して更地にすることも選択肢の1つです。

ただし、解体費用が必要です。
解体費用に関しては、地方自治体の補助金制度の活用も検討できます。

□まとめ

空き家は住んでいなくても、使っていなくても、所有しているだけで維持費がかかります。
維持管理は、適切な知識と戦略が必要です。
今回挙げた維持費の内訳を理解し、それらを効率的に管理することで、コストを抑えられます。
これらの点に留意し、空き家の維持管理を賢く行いましょう。

松江市周辺で空き家の売却を検討している方は、ぜひ当社までお気軽にご相談ください。

一覧に戻る